「否定的なもののもとへの滞留」1章 貨幣と主体性

ヘーゲル
革命的テロルは、そこにおいて等価交換の見かけ=現われが崩れ去る地点
しかしながら、否定が「規定」されているのをやめ「絶対的」となるまさにそこで、主体は自己自身と出会う。

紙幣..使用によって価値低下していない貨幣
1「貨幣はそれ自身との関係に入り、商品となった」貨幣それ自身の価値を計ることを可能にした。
2 想像的貨幣は「ある特定の指定受取人の署名に、直示的に基づいていた」匿名の「担い手」に対して..(の支払いの)約束へと脱人格化しなければならない。

もしも、われわれが自己意識に到達しなければならない..なら、「担い手」の空虚な普遍性は現実的な実在性を帯びなければならない(ものとして)措定されなければならない。

主体はそれ自身に関係しなければ、自分自身..を空虚な「担い手」と捉えなければ..ならない。